熊本さぬき。『てる山』熊本・画図町



最寄り駅からおよそ3km――。車がなければバスを利用しましょう。近くのショッピングセンター行きがあるそう。お店に入ると右手に水のセルフサービス、左手に麺打ちスペース。カウンターに座れば、ご主人がうどんを打つ様子が見られます。

ご主人がうどん作りを学んだのは、香川の人気店『おか泉』だそう。ひらがなと漢字からなる屋号は、修業先への敬意の表れでしょうか。どことなく、看板や品書きの朱色にもぴんと来るものがあります。

メニューの種類は20種類ほど。温かいうどんを注文後、しばらくして登場。わ、男性的な印象の麺だなあ。それに、ピンクのかまぼこっていつ見てもテンション上がっちゃう。

讃岐仕込みのうどんは、多くを語らないいぶし銀俳優のような落ち着きもありつつ、噛む瞬間、歯の間を静かに跳ねるよう。だしは麺に奥ゆかしく寄り添うような味わいで、飲んだ瞬間、胃袋に湯たんぽを入れたように染み、ほっ。居残る余韻に、いつかの渡讃での味体験がそっと呼び起こされるような気がしました。

ごちそうさまでした。

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