女将に惚れ。『菊家』東京・亀有



雨、というかもはや嵐。亀有駅からヒイヒイ言いながらずぶ濡れで『菊家』に到着。住宅改築型のこちらは、玄関を入って右が客席、左が厨房。客席にはテレビがあり、友達ん家のリビングみたいな良さに満ちています。

座敷で足をくずし、メニューを眺めていると……「こんな天気の中ありがとうございます〜。お時間は大丈夫ですか? ゆっくり選んでくださいね」と温かいお茶を出しながら女将から優しい言葉。先に帰った男性2人にも「雨の中ありがとうございました」と。ああこれはまた来たくなっちゃうやつです。気合の入りすぎていない、常温の優しさが心にしみます。

冷たいとろろうどん880円を注文。茹で時間は18分かかるそう(モーマンタイだ)。うどんの先輩、もみーさん情報では、粉は讃岐プレミアム(吉原食糧)。ご主人は浜松町『金比羅』出身で、閉店を機にこちらを始められたとか。

そんなことを思い出していると、 女将がやってきてお茶を差し替え、冷たいうどんが来るからと暖房を上げてくれました。そしてうどん、到着。とろろをまとった麺はむんにゅっと優しい弾力だなあ。その感触に、大将がひと踏みずつ丁寧に打つお姿が浮かぶよう。

温かい部屋で冷たいうどんを食べると、なんだか冬場のアイスinこたつ的な幸福感に似ているなあ。こんなに美味しいなら2杯頼めばよかったかも。

ごちそうさまでした。

 

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