18/05/25

その麺、水系の極み。師匠の魂が宿る『うどん屋 大作』(東京・蒲田)


こちらのお店ができると知ったときの興奮は忘れられません。2017年8月12日にオープンされた『うどん屋 大作』さん。もうすでに多くのファンを掴んでいらっしゃって、言うまでもなくこのエリアの人気店だけど、ゆくゆくは東京トップクラスの有名店になるはずです。まだの方はお早めに。

オープンしたのは夏然とした気持ちのいい日で、門出にぴったりだなあ、なんて思いながら蒲田駅から歩くこと6~7分。開店時間になると、中から真っ白な服の大将・江口大作さんが現れ、これまた真っ白な暖簾を掲げ「よろしくお願いします!」とお客さんにぺこり。修業店『じょんならん』時代からの常連さんを中心とした一同のワクワク感が最高潮に達した瞬間でした。こんな記念の日に立ち会えて幸せだなあ。

(テレビ朝日『Jチャンネル』の取材も入っていました)

厨房を見渡せる長いカウンター席の奥には個室も。選べるなら大将の打ち姿を目の前で見られる入り口側のラッキー席がおすすめです。それにしても、今でこそのびのびとされてるけど、この日の緊張した表情もいいですねえ。当時、40歳。脱サラし、奥さまを説得しての念願の独立ですもん。並々ならぬ気合が伝わってきます。

さて、おめでたい日くらい胃袋も開放しちゃえ!と、本能のまま「ぶっかけ」と「冷やかけ」を注文。各600円。

ぶっかけは『じょんならん』の盛り付けと同じ! むふふ、どっちのかわいこちゃんから食べたろか。(うそ、冷やかけは若干手をつけた後)

この麺をどれだけ待ちわびたことか。見るからにみずみずしさMAXで“水系”の極み。噛むと小悪魔的に抗ってみせたり、誕生の喜びを爆発させるようにリズミカルに跳ねてみせたり、なんて人たらしな麺なんでしょうね。終始、食感のグラデーションに富んでいて、楽しみが尽きないこと。唇が、歯が、舌や喉、胃袋にいたるまで私のすべてが喜んでいる!

冷やかけのだしのバランスも好みだったなあ。旨味の重ね方が軽やかで、ぺろりと飲み干しちゃいました。

麺もだしも 『じょんならん』を知る人に「ムム、この感じ!」と思わせる“らしさ”も受け継ぎつつ、そこに大作さんご自身のマイルドなお人柄もにじんでいるように思います。やっさしいんだ、この方。

おまけ。今年行ったときの画像で、現在人気上位の「明太バターうどん」(ちょっとわがまま言ってハーフサイズ)。うん、この麺ですから間違いない美味しさ。いつか冷やしver.も食べてみたいなあ……(大田区方面に向かってチラリ)。

『うどん屋 大作』さん、ごちそうさまでした!

『うどん屋 大作』

東京都大田区蒲田1-18-7

・かけうどん(温/冷)600円

・だし醤油うどん 600円

 


スポンサーリンク