閉店まぎわに駆け込んだ『うどん屋きすけ』。入ってすぐの棚にドンッと積まれた薄茶色の大袋を見て、思わずにんまり。そこには「伊勢の響」の文字。「伊勢の響」という小麦粉はふんわりと優しい食感が特徴で期待が高まります。さらに昭和産業の北海道産もブレンドしているみたい。
春物のコートではちょっぴり寒かったこの日。温かい梅わかめうどん¥750を注文しました。淡いキナリ色の麺は、持ち上げるとどっしりといい重み。内に孕んだふっくら感が女優の松下由樹さんを思わせます。
だしも丸みのある味わいで、なんとも幸せな気分に。結局、もう一口、もう一口とほとんど飲み干してしまいました。
実はこの日、こちらに伺うまでカレーやら、たこ焼きやら、もつ焼きやら(あ、うどんも食べた)、一日中食いしん坊バンザイで突っ走りまして。正直、食べ始めるまではお腹いっぱいだったけれど、一口目である不思議、もう一杯おかわりしたくなる美味しさでした。
『うどん屋 きすけ』さん、ごちそうさまでした。
『うどん屋 きすけ』
大阪府大阪市北区鶴野町4-1 コープ野村梅田A棟1F
・生しょうゆうどん600円
・肉釜たまうどん950円
・かやくご飯(小)230円
・瓶ビール500円