18/02/25

たて、よこ、たて。歯に感じるグルテン網。「三丁目の手打うどん」(埼玉・狭山)


来週から始まる「西武線沿線うどんラリー2018」に向け、参加店を簡単に紹介していきます(順不同)。今回は3軒目。

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色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす――なんて言葉もあるほど、お茶の産地として知られる狭山。そんな狭山市の南、武蔵藤沢駅から徒歩10分ほどの「三丁目の手打うどん」。

初めての訪問でもすぐ心がほぐされるのは、〝お袋が打つ昔懐かしいうどん”を目指す大将だから作れる雰囲気ゆえでしょうか。店名についても「お袋が練馬の方の三丁目で生まれたから」と、笑いながらお話ししてくださいました。気負いのないものにしたかったんですって。素敵。

中盛820円

うどんはキタホナミ100%使用。やや茶色がかった麺は、噛むほどに全粒粉ならではの甘みがしみじみと広がり、すっきりとした肉汁を纏ってすとんとお腹に収まります。そして、しっかりと歯を使わせる心地いい押し返し。たて、よこ、たて、と整然と組まれたグルテン網の存在を感じ、毎朝ひと踏みひと踏み心を込めて生地を仕込む大将の姿が浮かんでくるよう。

みなさんも、素朴なごちそうをぜひ。

「三丁目の手打うどん」さん、ごちそうさまでした。


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