18/02/23

貝のようなコリコリうどん。「羽だ」(東京・田無)


来週から始まる「西武線沿線うどんラリー2018」に向け、本日から参加店を簡単に紹介していきます(順不同)。まずは1軒目。

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東京の西、田無でひっそり15年。「はねだ」ではなく「はだ」と読みます。

「一人だからさ、そんなに稼がなくていいのよ」と、にこにこ話す大将の羽田さんは山梨・富士吉田市出身。和食の料理人を長くつとめ、今は昼はうどん、夜は一品料理も食べられるお店を営んでいらっしゃいます。

ほら、ちょっとはにかんだ笑顔も素敵。温かいお人柄が伝わってきません? 大将とお話ししているだけでなんだか心がほぐれるというか、名前なんて憶えてもらえなくても全然いいです。

そんな「羽だ」で食べられるのは、〝吉田のうどん”。富士吉田市のご当地うどんで、お店によって差はあれど、麺の太さと独特の力強さはまさに剛麺界の王者です。武蔵野うどんと双璧をなす存在といいましょうか。県外にも多くのファンを持ち、クレイジーケンバンドの〝のっさん”こと小野瀬雅生さんも大好物だそう(って前、ある記事でお見かけしました)。

肉もりうどん(700円税込)。クリーム色がかった太麺は富士吉田市の製麺所から取り寄せたもので、現地流に茹でキャベツをのせて提供。つけつゆは甘さを抑えたすっきり系です。

この麺ときたら、食感がとにかく面白いんです。吉田のうどんというと、私の印象ではむっちりと歯を押し返すガテン系だと思っていたのですが、なんというかこちらのはコリコリとしていて、まるで新鮮なツブ貝を噛んでいるような活きの良さ。こんな食感もあるなんて、やっぱりうどんって面白いなぁ。その後のもち感も心地よく、あっという間に平らげてしまいました。

吉田のうどん、きてますね。地元の高校生たちが吉田のうどんMAPを作ったり、東京にいても吉田のうどんの話題を耳にする機会がじわじわ増えています。

つゆは茹で汁で割って最後までいただくこともできちゃいます。はぁほっこり。

「羽ださん」、ごちそうさまでした。

 


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