16/09/03

大助のつゆ、それだけのために行く価値がある。「大助うどん」(福岡・藤崎)


ずいぶん前の、正確に言えば訪問したのは5ヵ月前と、大変鮮度に欠ける記録を恥ずかしげもなく。

さて、この日やってきたのは、博多駅から地下鉄空港線に乗り15分ほどの藤崎駅。藤崎駅といえば、すでに「うどん吉」をご紹介していますが、その目と鼻の先にある「大助うどん」も印象的でした。

福岡で活躍されるライターの山田祐一郎さんに教えていただいた同店。初めて訪れたときは、麺が売り切れで早閉めされていて、大雨の中、膝から崩れ落ちたのを覚えています。で、悔しくて翌日も伺い、無事に門をくぐることができました。

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27歳で脱サラしたご主人が開いて以来、30年以上この地で愛されており、これまで多くのお弟子さんも送り出してきました。下画像は注文したごぼう天うどん600円。生麺から茹で、8分ほどで提供されました。

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ごぼう天の油がきらきらと光るかけつゆをズズッ! わあバランスがいい。甘みや塩味が穏やかに効いていて、レーダーチャートで表したらきれいな多角形を描きそう。でもって、すんなり舌に染み入る。あゝハイセンス過ぎる……お恥ずかしい話、啜るたび温泉に浸かったときのあの「うあ~~」と野太い声がまろび出ちゃいます。

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やや細めの麺は案外むちっと硬く、見た目とのギャップに驚きました。こちらのうどんは「博多うどん」ではないので、あの柔らかいイメージで食べるとびっくりすると思います。あくまで「オリジナル」として対峙してくださいませ。

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ごぼう天はちょっとした前衛アートのような佇まいですが、これがめっぽうおいしくて。楽しい食感も手伝い、最後まで食べ疲れすることなくいただきました。

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大将が長崎出身ということで、ちゃんぽんとうどんを合体させた「どんちゃん」なるメニューも気になるところ。ごちそうさまでした。


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