16/03/30

宮崎の名店「重乃井」の流れを汲む「澤乃井」(東京・渋谷)


渋谷にお気に入りのうどん屋があります。8年ほど通っており、食べる度に「また出汁が濃くなったような……」と首をかしげながらも、宮益坂方面に用事があれば高確率で寄ってしまう「澤乃井」。この日は、GQ JAPAN編集部にお邪魔した帰りに寄りました。場所は宮益坂上、エネオスの前あたりです。壁には「まいう~」さんや競艇好きの漫画家さんなど著名人のサインがずらり。

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1984(昭和59)年創業、ウリは釜揚げうどんです。創業者が釜揚げうどん発祥の地(と言われる)宮崎を代表する「重乃井」で修行されたからだそう。(「重乃井」は宮崎初の釜揚げうどんの専門店)。店名からも流れを汲んでいることがうかがえます。

ただ、釜揚げうどんがウリと書いておきながら、こちらを訪れるときの気分ときたら百発百中でたねものでして、お恥ずかしながら未だ釜揚げバージンであります。で、今回もわかめうどん。

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琥珀色の出汁は、同じ九州といえど博多うどんのそれとは異なり、基本の昆布とカツオに加え、宮崎産椎茸に同県のヤマエ醤油の濃口醤油、と宮崎愛溢れる構成。椎茸や濃口醤油を使用する点やオリジナルより濃く仕上げる点は、関東人のツボを押さえています。

もちろん、イノシン酸・グルタミン酸・グアニル酸と旨み成分が三拍子そろった出汁がおいしくないわけがない。うん、すっごくおいしい。おいしいんですけど……あれれ~年々濃くなっていないかな~? 私が年取っただけかな~? でも、たまぁに食べたくなる。

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麺はおよそ4mm幅のねじれ細うどん。内麦か外麦かは不明ですが、2種類の粉をブレンドし、1日熟成させるそうです。噛むと、意外に力強い跳ね返しがありますが粘りはさほど。(アミロース>アミロペクチンと勝手に予想)

板わさやあさりの酒蒸しといった一品料理も多く、居酒屋としての使い勝手のよさも最近はしごする体力が絶賛激減中の井上にはありがたい限りです。

ごちそうさまでした。


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