17/02/27

待望の、待望の。あの人のうどん。「こなみ」(福岡・福津)


あの人、とはヌードルライター・山田祐一郎さんの奥さま、美智子さんのこと。山田祐一郎さんといえば、彼なしに福岡の麺事情は語れないほど麺ツウなお方です。そんな旦那さまを持つ女性が2016年6月、海の街・津屋崎に小さなうどん店をオープンしたと聞いてお邪魔せずにはいられません!

本当はすぐにでも東京から飛んでいきたかったのですが、訪問が叶ったのはオープンから1カ月経った7月某日でした(ちなみに、福岡→下関のうどん屋に行ってきた帰りに伺いました)。

津屋崎を訪れるのは初めて。最近何かと話題の糸島然り、心を穏やかにしてくれる街ですね。レンタサイクルできるので、海辺をのんびりと自転車で回るのもよさそう。ひらひらと揺れる「こなみ」の暖簾をくぐると、中はさっぱりとしたカフェのような空間。センスのいい器に、手書きの可愛らしいメニュー、店主・美智子さんのスマイルと、店中に散りばめられたきゅんきゅんポイントに、一瞬で心を掴まれてしまうのでした。

訪問したのはたしか暑い日でした……けど、やっぱり初めてのお店ではその土地のスタンダードを食べたいので、ごぼう天うどん600円をお願いしました。福岡県民のソウルトッピング、ごぼう天――長さに、厚さ、組み方……とお店ごとに個性があって楽しいのですが、美智子さんのごぼう天もなかなか特徴的で、薄く長くスライスしたゴボウを綿菓子のようにふわっとまとめ、軽やかに仕上げていました。さくさくとクセになる食感。見た目もポップで可愛いです。

そしてお恥ずかしや、麺をひと啜りして「(むあーーー!!!!)」と静かに絶叫してしまいました。少しほっそり、柔らかくウェーブがかった麺の、ぷるもち感たるや。S級のみずみずしさに、歯と舌が喜んでいるのを感じます。麺が優しいつゆの中できゃっきゃと生(せい)を楽しんでいる。美智子さんのもとに生まれてよかったね、きみたち。あゝ私も混ざりたい。

下画像は梅おろし600円。初訪問なら「温・冷」両方ともトライするのがおすすめです。大丈夫、大丈夫。5杯くらいは飲むように食べられます!

ちなみに「こなみ」さん、2017年2月現在「育休中」であります(ご夫妻、おめでとうございます!)。再開日はオフィシャルでは未定ですが、山田さん曰く「4月以降かも?」と。最新情報は「こなみ」さんのFacebookページでご確認ください。味、雰囲気、ロケーション、お人柄。すべてにおいてすばらしいうどん屋さんです。

ごちそうさまでした。

 


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