17/05/06

地粉を使った甘みいっぱいのおうどん。「手打うどん 長谷川」(東京・大泉学園)


大泉学園の「手打うどん 長谷川」さん。石神井台「エン座」の大将に師事後、「エン座 長谷川」という店名で営業されていましたが、2013年より「手打うどん 長谷川」として移転&再スタートを切られました。長谷川さんの男らしさあふれるおうどんと、美人女将・亜樹さんの美味しいお料理が評価され、2015・2016・2017年と3年連続でビブグルマンに選出されています。

大泉学園駅北口から徒歩2分ほど。

うどん好きが集うとある会で貸し切りしたときの画像です。

おうどん以外は亜樹さんが担当。彩り美しく、また絶妙な味覚センスで日本酒が進んでしまいます。さらに、亜樹さんの見眼麗しいお姿と太陽のように明るいお人柄にきっとファンになってしまいますよ!

美しく盛られた「糧うどん」(冷)。茶色い粒は香り豊かなふすま(小麦の表皮部分)入りの証で、むっちりと強い弾性の先に地粉ならではの素朴な甘みを感じます。最初の1本はぜひ肉汁に付けずそのまま食べてみてください。小麦の風味に酔いしれること間違いなしです。ハレの日をイメージした紫芋の一本麺もさりげなくてお洒落。

余談ですが、「長谷川」さんで使っているのは独自配合の小麦粉で、そのひとつに「農林61号」という品種から作る粉がありましたが、お話によるとその後継品種で熟期や病気への耐性など改善された「サトノソラ」に変更しているとのこと。ここ数年、関東では農林61号からサトノソラへ変更する流れがありますが、製粉性や加工性の面での違いはほぼなく、食べ手サイドから見れば特に変化はないといわれています。

話を戻して、温かいおうどんだと麺の性格も変わり、ふっくらもっちり、伸びやかさを増してこちらもまた美味しく。

糧うどんがあることから武蔵野うどんと称されることが多いようですが、麺自体は武蔵野と讃岐のハイブリッドというか双方のいいとこどりな気がします。でもま「〇〇うどん」という規制ジャンルも分かりやすいけれど、私は「長谷川さんのおうどん」というように<人が作っている>ことを感じながらいただきたいな。個店を訪れる楽しみとは、そんなところにもあるのではないでしょうか。

その長谷川大将がこちら。おうどんへの温かい愛情といっぱいの好奇心にあふれた紳士で、いつまでもお話を伺っていたくなります。日本酒のチョイスも◎、奥さまが作る一品料理もおいしく、じっくり腰を据えて過ごしたいお店さんです。先日、あるテレビ番組に出演した際には大変大変お世話になりました。この告知についてはまた別の機会に。

ごちそうさまでした。


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