17/05/31

出汁の旨さに、喜びの完敗。「まことうどん」(福岡・姪浜)


一体いつのを書いてるんだって感じですが……うどんリレーin福岡201607のレポがまだ終わっていませんでした。場所は地下鉄空港線の終点「姪浜」駅。駅から2分ほどの場所に、地元の人に大変人気の「まことうどん」さんはあります。ちなみに近隣には「うちだ屋」さんというこれまたユニークなうどんレストランも。

お昼時は人がバンバン吸い込まれ、大変活気があります。

ごぼう天500円。

ご存知の方も多いと思いますが、福岡ではうどんといえばごぼう天(と丸天)がスタンダードの種物で、お店によってささがきだったり、短冊だったり、はたまたツリー形だったり(藤崎の「大助うどん」とか)個性が違うのも面白いところ。油が染み出ると麺とつゆのなじみがぐっと良くなるし、つゆを吸った衣がとろとろになったあの感じなんてもう……! 東京ではなかなかお目にかかれませんが、福岡ではごぼう天がないお店の方がずっと珍しいんです。

とはいえ一日に7杯も8杯もごぼう天うどんを食べてると、ホテルに戻る頃には食物繊維でお腹パンパン。うれしい呻きが漏れちゃうのですが。

話は戻りまして、「まことうどん」さんは茹でたてのもちもち麺と奥行きのある出汁が印象的。

(この頃は箸上げが下手くそでした)

ややほっそりとした麺。これが大変憎い子で、啜る時点から唇へのタッチがつるりんとなまめかしく、いざ歯を入れると「むんちゅ~っ」ともったいぶって切れるんです。茹でたてなので、代表的な博多うどんを出す「因幡うどん」や「みやけうどん」なんかとは属性が違いますが、柔らかいコシや麺内部がちょっとねっとりしているところに福岡スピリットも垣間見れます。

そしてつゆ。甘さとキレのバランスがすばらしく、昆布と鰹節の二大素材を柱に味わいの層が複雑に構成されていて、ノンストップで飲み切り! 圧倒的な出汁戦闘能力に心の中でひれ伏さずにいられません。福岡でおすすめしたいお店はたっくさんありますが、「まことうどん」は間違いなくその一つ。

ごちそうさまでした。


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