16/04/18

減らなさに定評あり、待望カムバック「牧のうどん」(福岡・博多)


12軒のうどん店を回った4月の福岡遠征。順不同になりますが、ゆるゆる~とupしていきます。1軒目は先日の記事でも触れた、博多駅のバスターミナル内に先日オープンした「牧のうどん博多バスターミナル店」。(「牧のうどん」上層部の方、本当にありがとうございます!)

1976年、製麺所としてオープン。今回のHBT(博多バスターミナル※提案)で21店舗目です。いや~、この立地は魅力的!

DSC_2048

郊外にあり、車がないと訪れにくいイメージが強い「牧のうどん」各店ですが、実は都心進出は今回が初めてではありません。10年ほど前は大丸やキャナルにお店を出していたこともあるようですが、残念ながら両店とも現在は閉店しており、今回のオープンは都心へのリベンジ的カムバックといえます。

そういう意味でも、絶好のロケーションを確保したことにマッキーの並々ならぬ熱意をびんびん感じます。

DSC_2049

前置きが長くなりましたが、この日はきつねうどん480円をチョイス。食券を渡す際、麺の茹で加減(柔・中・硬)を伝えるのが「牧のうどん」の掟です。自宅で冷凍麺を圧力鍋で15分茹でるくらいに立派な柔党員な私はもちろん柔。

見込み茹でスタイルのため、釜の中では常にうどんが踊っています。お店の方はタイマーではなく指で触り、茹で加減を調整するので、柔を選んだからといって待ち時間が長くなるということはありません。ちなみに、柔の純粋な茹で時間は約40分ほどだそう。(参考「博多うどんはなぜ開門海峡を越えなかったのか」サカキシンイチロウ 著)

DSC_2050

注文からものの2分で着丼。

DSC_2052

1cmほどの太麺は、唇で挟むだけでなんなく切れる柔らかさです。はぁ~このポワポワ、たまらん! 食べちゃいたい! てか食べる!

この膨張した麺こそ「牧のうどん」の最大の特徴です。冷水で締めないため、啜っている間にもスメ(出汁)をどんどん吸い、食べても食べても減らないような感覚に陥るといわれます。誰がつけたか「減らないうどん」というキャッチフレーズらしきものまで(隣のやかんには出汁が入っておりセルフ投入可)。くわえてデフォの麺量も500gと多いため、大盛にするときは要注意。

「毛羽立ち」と私は呼んでいるのですが、麺表面が細かくめくれているようなザラザラとした状態なので、スメがまぁよく絡むこと。讃岐うどんに多くみられるツヤツヤ系の麺だとこうはいきません。(だからこそキリッとした生醤油と相性がよいわけで、うどんの魅力ってひとつじゃないな~とあらためて思ったり)

DSC_2051

スメは昆布と鰹節をベースに、日常に寄りそうような穏やかでバランスの取れた仕上がりです。甘すぎず、かといってもキレッキレでもない。これまで郊外を軸に地域住民に愛されてきたことが伝わるような、そんな味。それをたっぷり吸ったふわんふわんな麺を口に運ぶ幸せといったらもう……ね?

ぷはぁ~。 博多駅に降り立つ楽しみがまたひとつ増えました。願わくば「牧のうどん博多バスターミナル店」が末永く営業されますように! ごちそうさまでした。


スポンサーリンク