16/11/07

都会で味わう美麗なる筑後うどん。「麺工房なか」(福岡・赤坂)


ある7月の福岡。地下鉄赤坂駅から徒歩2分ほど、昭和通りと大正通りが交差する辺りの「麺工房なか」へ。寡黙なご主人と笑顔が素敵な女将が営む筑後うどんのお店です。と、しれっと書き始めましたけど、7月って……! 我ながら「立冬に夏のネタかーい!」って突っ込みながらパソコンに向かっています。相変わらずの鮮度の悪さでごめんなさい。

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話を戻しまして、筑後うどんとは何ぞや、と思われる方も多いかもしれません。筑後うどんは久留米や大牟田など筑後地方で生まれ、古くはごはんのおかずやお吸い物感覚で食卓に登場していたそうな。現地には「人力屋(人力うどん)」「徳兵衛」「久留米荘」など筑後うどんの素敵なチェーンも多く、そうそう、そのうちの一つ「あずみうどん」には私もドはまりして、1日で2回訪れてしまったのでした。(その記事はこちら

その筑後うどんが都会のど真ん中で食べられるとはうれしいかぎり。ご主人、聞けばうどん職人になったのは50歳のころで、脱サラして一念発起されたそうです。

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▲きつねうどん450円。注文から2分かからず着丼。何気にこの写真、気に入っています

細く美しい麺線を食めば、柔らかさの先にみょい~んとつきたてのお餅のような麗しい伸び。そして透明感のあるかけつゆ。これがまあ上品なこと! 昆布や鰹節から丁寧に取っていることが伝わるクリアな風味が身体の深部まで届きます。これを麺が余すことなく吸い上げ……あゝたまらん!

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15時までのランチ営業というのがファンとしては悩ましいところですが、ピークを過ぎた14時ごろ、ご夫婦の穏やかな会話に耳を傾けながら啜るうどんもまたオツであります。

ごちそうさまでした。

「麺工房なか」福岡県福岡市中央区大名2-11-10


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