16/07/15

「孤独のグルメ」ファンならご存じ!帰郷の味まで20秒「みやけうどん」(福岡・呉服町)


福岡の数あるうどん屋さんの中でもかなりお気に入り、呉服町の「みやけうどん」。昭和29年創業、福岡における老舗うどん店のひとつです。呉服町駅すぐの路地にある建物は、大正時代に建てられたものだとか。戦災を逃れた趣が外観に漂います。「孤独のグルメ」シーズン4の博多出張編にも登場したので、ご存じの方もいるのでは。

20160413_154444499

ご主人・三宅雄次郎さんに「ごぼう天ひとつ」と伝え、年季の入ったカウンター席に着席。うどんが来るまでさぁスマホでも……と次の瞬間、「コトン」。湯気立つ丼が目の前に。ピットインまでわずか20秒でした。

でも、これこそ博多スタイル。商人の街だった博多はとにかくスピード命! 昔からうどんは茹で置きし、提供するときに温め直すのがあたりまえでした。最近こそ注文毎に生麺から茹でるお店も多いですが、ここ「みやけうどん」では昔ながらの博多うどんが生き続けています。

20160413_153443572

ぽわんと膨張した麺はご覧のとおりぽっちゃりふくよかなタイプ。歯で圧をかけると、一瞬縮まって跳ね返……そうで跳ね返さず、そのまま素直に切れます。でも、その中にもわずかに小麦の粘りがあるんですよね。

複数の節の出汁をしっかり引いたスメも抜群。飲み干してなお、体内で旨みの余韻がふくらむような幸せな感覚があります。スメを吸ってグジュグジュになったごぼう天の衣が丼の中を泳ぐ様子なんて、天国そのもの。

20160413_153448881

博多の人気店「葉隠うどん」や「うどん平」のにぎわいとは対極にある静かな空間だからこそ、こうやってうどんとじっくり向き合えるのかも。店内に漂う帰郷感は福岡県民でなくてもいい気分にさせてくれるはずです。

ごちそうさまでした。(ってこれ3か月前の話なのか、更新遅いですが何卒~)

 


スポンサーリンク