16/07/29

「おにやんま」だけじゃない 。「夢吟坊」(東京・五反田)


五反田×うどんと聞いて100人中97人は「おにやんま!」と答えそうな昨今。(そういえば同店ファンのみなさま、8月の中目黒進出おめでとうございます)んがぁ!! 「おにやんま」だけじゃありませんよ、五反田は。「夢吟坊(むぎんぼう)」は「おにやんま」からすぐのレミィ五反田に入る、京うどんとむぎとろのお店。1992(平成4)年に世田谷区の三宿でオープンし、現在横浜にも2店舗を展開中です。

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店内は落ち着きのある設えで、男性客が目立つ「おにやんま」に対し、私が訪れた数回に限れば女性客の方が多い印象です。

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▲かけうどん+いか天トッピング1,002円。提供時間は6分ほど

麺は毎朝、三宿店で打ったものを各店に届けているそうな。京うどんって、やや細い麺がほわんとかけつゆに浮かんで、いい意味で頼りないイメージを持っているのですが、こちらのは細いのに力強い歯触りで、麺表面と内部での水分含有量の差があまりないようです。

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これに関しては、すべてのうどんに当てはまるわけではない、と前置きが必要になりますが、ベーシックな話としてうどんの水分含有量は平均して75%程度がおいしいとされています(例として表面が80%、内部が50%とか)。

その点、こちらの麺はその値がやや低い可能性があり、もう少しみずみずしさがあると食べ手により受け入れられるのでは、と素人心に思ったり。「とはいえ、うどんはそれぞれの好みよね~」と、いつもの所に着地しますけどね。

かけつゆはすばらしくおいしかったです。福岡が出汁を重視するように、京都も「うどんは出汁が命」なんですよね。利尻昆布(いい!)と九州・四国のサバ節や宗田節、ウルメイワシなどの出汁を引いているそうです。

あゝ透明度の高い琥珀出汁にほれぼれしちゃいます~。生唾ごくり。昆布の繊細さを主役に節類はそれを支える程度、と絶妙な構成です。

(小姑みたいですけど、京を謳うお店なので九条ネギだとよりうれしかったり、ね)

20160429_171643567▲うれしいとろろ昆布フリー!

話は変わりますが、昔五反田駅の近くに「索餅(むぎなわ)」という岡山手延べうどんのお店があったんですよね(神保町や武蔵小山にも系列があったことは最近知ったけれど)。先日、久しぶりにそこを訪れたらまったく知らない居酒屋になっていて、膝から崩れ落ちました。残念だ。

ごちそうさまでした。

 

 

 


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